​​​​​​●＃梅のごはん/梅の元肥とは？

梅の樹って、冬場は葉が落ちてしまう植物で冬眠に入ります。春先には枝や花が咲くのは前の年にしっかりと栄養を蓄えた物を利用して成長するものとなっています。ですので、前の年のご飯（肥料）をしっかりと吸収させることがよい梅作りに直結するのです。

そのため元肥は、梅のご飯（肥料）に必要な成分をバランスよく補給し、梅の生育を促進するために使用するのが梅の元肥です。梅の樹の栄養状態をよくすることで来年の花や枝の成長を良くしていきます。

●梅の元肥の成分

窒素、リン酸、カリウム、などの栄養素と共に、健康的な梅の木を育てるために必要な成分です。

梅の元肥には、以下の三大要素が含まれます。

・窒素：梅の葉や茎を成長させるために必要な成分であり、梅の元肥には、アンモニウム、尿素、硝酸などの形で含まれます。

・リン酸：梅の花や果実を形成させるために必要な成分であり、梅の元肥には、水溶性のリン酸やリン酸二水素カリウムなどの形で含まれます。

・カリウム：梅の抵抗力を向上させ、農園にとって有害な虫や病気から守るために必要な成分であり、梅の元肥には、カリウム塩や硫酸カリウムなどの形で含まれます。

これらの成分がバランスよく含まれた梅の元肥を施すことで、健やかな梅の木を育てることができます。また、梅の元肥を施すことで、梅の花がいっそう美しく咲き、果実がより大きく、美味しくなることが期待できます。

他にも、樹の状態を確認しながら、カルシウムや苦土等の成分を補給し梅の栄養状態を健全にしていきます。

来年も最高の梅を作り、皆様に最高の＃うめしごとをお届けできるよう励んでまいります。