〇南高梅がヤバい！
３月２０日に田辺市周辺で雹が降り、梅の幼果に傷がつきました。梅の葉も出てきておらず小さな果実だけがあらわになった状態での雹だったので、被害が大きくなりそうだと予想されます。
梅の実が小さい時の傷は、果実が大きくなるにつれ傷も大きくなっていくのでとても目立ちやすくなります。
さらに、今年は暖冬の影響で梅が不作と予想されております。
＊開花時期が早くなり、気温の低い時期に開花となり、受粉に必要なミツバチの活動が鈍くなるため。
＊雹で傷ついた梅。
〇スーパーに並ぶ梅にも影響が？
今後の天候にもよりますが、雨が少ないと梅が少なくなり。雹の影響が甚大であれば傷ものの梅が多くなり、スーパーで販売される梅が高騰又は、見かけなくなってしまうかもしれません。
〇傷梅は使用できないの？
傷がついた梅ですが、見た目は悪くなりますが、梅シロップや梅酒に加工する場合は全く問題がありません。梅干しにする場合は、大きい傷部分が固くなってしますかもしれませんが、その部分を取り除いてからつけてもらうと、皮が切れた梅にはなりますが問題ございません。
〇梅栽培をあきらめません。
梅農家にとっては大打撃で、不安な日々を過ごしているのですが、梅栽培はあきらめません。
最高の梅仕事をお届けするため、皆様の喜びの声をいただくために今後も情報発信と、梅栽培をしっかりと行っていきます。
皆様、応援のほどよろしくお願います。
今年は、傷ありの南高梅の販売も行います。
